| [読者の声No.:315] | |
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■ MT車個別練習レポート(S.K様 Shift-UP Club会員) つい先日、仕事で向かった先のオーストラリアで、慣れない4WDのMT車で走行した...
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MT車個別練習レポート(S.K様 Shift-UP Club会員)
つい先日、仕事で向かった先のオーストラリアで、慣れない4WDのMT車で走行したという彼女。実はまだ限定解除してから半年も経っていない段階でのチャ
レンジだったそうです。オーストラリアでは、市街地ならもちろんレンタカーでAT車が借りられるものの、市街から遠く離れた場所ではMT車のクロカン四駆
しか借りられない場合がよくあるようです。

AT車での運転歴は長い人でも、限定解除した後に乗ったMT車では操作の勝手が違うために、苦労する方が多いのが現状です。彼女も実際、悪路での急ブレーキで エンストしてしまったりして、道案内のため同乗した現地の人に怒鳴られたこともあったそうです。そんなこともあり、MT車をきちんとマスターすることにし たというのがいきさつです。
それから、オーストラリアでは、場所によっては直線道路が延々と続き、人通りもなく、携帯電話の電 波もつながらないところもあります。このような場所で万一パンクでもしたら、一人で何とかしなくてはいけません。そこでこの機会に、タイヤ交換の作業も、 手順を頭で理解するだけではなく実際に体験してみたい、という考えがあったそうです。
当日は気持ちの良い冬晴れの元、日曜日の新宿副都心の空いた道路で軽く練習をしました。1時間弱と時間が限られた中で、主に絞り込んだ課題は「半クラッチ」「微速走行」「シフトダウン」「タイヤ交換」の4つです。

半クラッチは、「MT車攻略マニュアル」通りの手順を確認して、実際に練習してみます。一番大切な半クラッチのポイントは既に理解されていたため、エンスト をすることもなく最初から発進は成功しました。問題は半クラッチの終わらせ方です。ある程度MT車に慣れても、まだエンストしてしまう方は、ほとんどがこ の「終わらせるタイミングと方法」を十分理解していないことによります。最短で半クラッチを終わらせるタイミングは、平地でも坂道でも、アクセルを多めに 吹かしながらでも、変わることはありません。半クラッチを「1秒で終わらせるべき」とか「2秒以内で終わらせる」とかいうように時間で測っている方は間違いですのでご注意ください。
さらに、坂道発進で大切になってくる、クラッチの遊び部分の処理についても練習を行いました。教習所では上り坂での坂道発進では必ずサイドブレーキを引いて発進するように教わりますが、実際にはサイドブレーキを引かずに発進する方もいるでしょう。その場合、この遊び部分に要する時間イコール、後ろに下がってしまう時間になります。言うまでもなく、この遊び部分の処理がうまい方が、タイミング良く素早く発進することができます。慣れない、違う車種に乗り込んだ場合でも、この練習を何度か繰り返すことで、格段にその車に慣れるまでの時間が短くなります。
微速走行については、アイドリング回転での走行を練習しました。(-微速走行の詳細は会員サイトで紹介しています-)この練習によって、走行中にシフトダウンが必要な時に、どの速度になったらその ギアに、シフトショックを出さずに入れることができるのか、この点についても知ることが出来ます。
シフトダウンについては、他の課題に比べると難しいものです。何度も練習して慣れることが必要になります。知識よりも体験の比重が大きい分野だと言えます。彼女ははじめてシフトダウンを公道で試したとき、回転が合わなくてギアが入らず、Nのまま速度が落ちてきて後ろの車に追いつかれそうになり、 怖い思いをしたそうです。慣れないうちは、練習するとき、後続車との距離など気をつけてください。(-シフトダウンの解説と練習方法は、MT車攻略マニュアルおよび会員サイトで解説しています-)これらのシフトダウンの種類については、理論だけでなく経験を多く積むことで、 回転をぴったりと合わせられるようになります。
今回の1時間弱の時間の中で完全にマスターすることはとても難しいものですが、実際の操作を見ることで、イメージをつかむことはできます。

最後にタイヤの交換作業について、できる範囲で確認をしました。万一の時に道路上で突然のトラブルに逢うと、まず心理的に焦ってしまいます。こんな時には、 まず落ち着くことと、後続車に危険を回避してもらえるように自車の存在を知らせることが大切です。三角表示版を設置し、発煙筒をマッチの要領で点火して後 続車に知らせます。夜間にトラブルが発生することも考えると、反射板素材のベストを着用できるよう、用意しておくとより良いでしょう(100円ショップで も販売されています)。何よりも二次被害を防ぐことが大切です。
そして、タイヤ交換に当たっては次の手順で実施します。
最初のポイントはホイールナットを緩めることですが、車載レンチでは力を入れにくいため、なかなか外すことができません。クロスレンチが必要になるでしょ う。レンチがなかなか回らないからと言って、足で蹴ってしまうと、ナットをなめてしまうことがあります。ただし、どうしてもナットが緩まない場合は、ナッ トをなめないようにしっかりレンチに力を掛けた状態で、足で踏み体重を掛けるのは良いでしょう。ひとたび緩めば、ナットは手でも簡単に回ります。
ジャッキポイントは分かりにくいかも知れませんが、地面に頭をつけるようにして下をのぞき込めば、ドア下のフレーム部分に切り込みが見えるはずです。そこに ジャッキを挟むようにしてジャッキアップします。このジャッキポイントを正しく確認せずにジャッキアップすると、ボディを傷つけたりフレームが歪む場合も あるので気をつけます。ジャッキはハンドル部分を右回せばジャッキアップし、左に回せば下がります。なお、ジャッキアップ時は地面に設置している他のタイ ヤが動いてしまわないようにタイヤ止めや石・木などを置きましょう。ギアがニュートラルだと車が動いてしまい兼ねないので、1速やバックにギアを入れておきます。
そ して、タイヤを外したら、ジャッキ横のスペースに置くと良いでしょう。万一ジャッキが外れて車が落ちてしまう事態になったときに、タイヤがつっかえ棒役になるよう、車体との間に挟んでおく訳です。最後に、スペアタイヤをつけ終わったら、ジャッキを下げてしっかりとレンチでナットを締めておきましょう。
1 時間程度の限られた時間の中で、しっかりと課題を確認できた練習会でした。これから実際にMT車に乗るにあたり、事前に自分の課題を知り、的確な練習をしておくことはとても大切です。公道でぶっつけ本番になるのが車の運転の特徴ですが、しっかりと準備をしておくことで周りに迷惑を掛けたり、事故を起こすリスクを減らすことができるはずです。
AT車での運転歴は長い人でも、限定解除した後に乗ったMT車では操作の勝手が違うために、苦労する方が多いのが現状です。彼女も実際、悪路での急ブレーキで エンストしてしまったりして、道案内のため同乗した現地の人に怒鳴られたこともあったそうです。そんなこともあり、MT車をきちんとマスターすることにし たというのがいきさつです。
それから、オーストラリアでは、場所によっては直線道路が延々と続き、人通りもなく、携帯電話の電 波もつながらないところもあります。このような場所で万一パンクでもしたら、一人で何とかしなくてはいけません。そこでこの機会に、タイヤ交換の作業も、 手順を頭で理解するだけではなく実際に体験してみたい、という考えがあったそうです。
当日は気持ちの良い冬晴れの元、日曜日の新宿副都心の空いた道路で軽く練習をしました。1時間弱と時間が限られた中で、主に絞り込んだ課題は「半クラッチ」「微速走行」「シフトダウン」「タイヤ交換」の4つです。
半クラッチは、「MT車攻略マニュアル」通りの手順を確認して、実際に練習してみます。一番大切な半クラッチのポイントは既に理解されていたため、エンスト をすることもなく最初から発進は成功しました。問題は半クラッチの終わらせ方です。ある程度MT車に慣れても、まだエンストしてしまう方は、ほとんどがこ の「終わらせるタイミングと方法」を十分理解していないことによります。最短で半クラッチを終わらせるタイミングは、平地でも坂道でも、アクセルを多めに 吹かしながらでも、変わることはありません。半クラッチを「1秒で終わらせるべき」とか「2秒以内で終わらせる」とかいうように時間で測っている方は間違いですのでご注意ください。
さらに、坂道発進で大切になってくる、クラッチの遊び部分の処理についても練習を行いました。教習所では上り坂での坂道発進では必ずサイドブレーキを引いて発進するように教わりますが、実際にはサイドブレーキを引かずに発進する方もいるでしょう。その場合、この遊び部分に要する時間イコール、後ろに下がってしまう時間になります。言うまでもなく、この遊び部分の処理がうまい方が、タイミング良く素早く発進することができます。慣れない、違う車種に乗り込んだ場合でも、この練習を何度か繰り返すことで、格段にその車に慣れるまでの時間が短くなります。
微速走行については、アイドリング回転での走行を練習しました。(-微速走行の詳細は会員サイトで紹介しています-)この練習によって、走行中にシフトダウンが必要な時に、どの速度になったらその ギアに、シフトショックを出さずに入れることができるのか、この点についても知ることが出来ます。
シフトダウンについては、他の課題に比べると難しいものです。何度も練習して慣れることが必要になります。知識よりも体験の比重が大きい分野だと言えます。彼女ははじめてシフトダウンを公道で試したとき、回転が合わなくてギアが入らず、Nのまま速度が落ちてきて後ろの車に追いつかれそうになり、 怖い思いをしたそうです。慣れないうちは、練習するとき、後続車との距離など気をつけてください。(-シフトダウンの解説と練習方法は、MT車攻略マニュアルおよび会員サイトで解説しています-)これらのシフトダウンの種類については、理論だけでなく経験を多く積むことで、 回転をぴったりと合わせられるようになります。
今回の1時間弱の時間の中で完全にマスターすることはとても難しいものですが、実際の操作を見ることで、イメージをつかむことはできます。
最後にタイヤの交換作業について、できる範囲で確認をしました。万一の時に道路上で突然のトラブルに逢うと、まず心理的に焦ってしまいます。こんな時には、 まず落ち着くことと、後続車に危険を回避してもらえるように自車の存在を知らせることが大切です。三角表示版を設置し、発煙筒をマッチの要領で点火して後 続車に知らせます。夜間にトラブルが発生することも考えると、反射板素材のベストを着用できるよう、用意しておくとより良いでしょう(100円ショップで も販売されています)。何よりも二次被害を防ぐことが大切です。
そして、タイヤ交換に当たっては次の手順で実施します。
- まずパンクしたタイヤのホイールナットを全て緩めます。
- 次に車載ジャッキをジャッキポイントに当て、ジャッキアップします。
- タイヤが持ち上がったらナットを外し、タイヤを引き抜きます。
- そしてスペアタイヤをはめ込み、ナットを手で締めます。
- 最後にジャッキを下ろし、ナットをレンチでしっかりと締め込みます。
最初のポイントはホイールナットを緩めることですが、車載レンチでは力を入れにくいため、なかなか外すことができません。クロスレンチが必要になるでしょ う。レンチがなかなか回らないからと言って、足で蹴ってしまうと、ナットをなめてしまうことがあります。ただし、どうしてもナットが緩まない場合は、ナッ トをなめないようにしっかりレンチに力を掛けた状態で、足で踏み体重を掛けるのは良いでしょう。ひとたび緩めば、ナットは手でも簡単に回ります。
ジャッキポイントは分かりにくいかも知れませんが、地面に頭をつけるようにして下をのぞき込めば、ドア下のフレーム部分に切り込みが見えるはずです。そこに ジャッキを挟むようにしてジャッキアップします。このジャッキポイントを正しく確認せずにジャッキアップすると、ボディを傷つけたりフレームが歪む場合も あるので気をつけます。ジャッキはハンドル部分を右回せばジャッキアップし、左に回せば下がります。なお、ジャッキアップ時は地面に設置している他のタイ ヤが動いてしまわないようにタイヤ止めや石・木などを置きましょう。ギアがニュートラルだと車が動いてしまい兼ねないので、1速やバックにギアを入れておきます。
そ して、タイヤを外したら、ジャッキ横のスペースに置くと良いでしょう。万一ジャッキが外れて車が落ちてしまう事態になったときに、タイヤがつっかえ棒役になるよう、車体との間に挟んでおく訳です。最後に、スペアタイヤをつけ終わったら、ジャッキを下げてしっかりとレンチでナットを締めておきましょう。
1 時間程度の限られた時間の中で、しっかりと課題を確認できた練習会でした。これから実際にMT車に乗るにあたり、事前に自分の課題を知り、的確な練習をしておくことはとても大切です。公道でぶっつけ本番になるのが車の運転の特徴ですが、しっかりと準備をしておくことで周りに迷惑を掛けたり、事故を起こすリスクを減らすことができるはずです。
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